2ヶ月間で森田療法を系統的に学ぶ学習会


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 神奈川準基準型学習会は、平成27年9月5日から10月31日の毎週土曜日、全9回にわたって根岸線石川町駅近くの駐労会館にて開催されました。
 連続講師2名を中心に3名の単元講師が講師を務め、受講者は男性4名、女性6名で平均年齢が42.7歳という若さでした。
 横浜第2集談会から4名が参加したこともあり、初回から和気あいあいとした雰囲気で始まりました。

前半
 まず「神経症の成立ち」で「思想の矛盾」や「精神交互作用」によって症状が形成されるメカニズムを学び、次に感情は自然現象であって絶えず変化するが一定の法則性があることを知り、皆の感情に対する関わり方が少しずつ変化していきました。
 日々の生活のなかで不安感や辛い感情に苛まれても、取り除こうとせず受入れて持ちこたえることによって、感情が流れることを実感したようです。

「中間まとめ」
学習会半ばの「中間まとめ」では、
  • 「これでいいのだ」という自己肯定感を持つことができ、今後一歩ふみ出す勇気を与えてもらい、神経症に怯えず生きていけるような気がする。
  • 不快な感情を持ちこたえて行動すると、感情がウソのように変わるのを体験した。
  • 「受入れて治す」という所が森田療法の一番の魅力だと思う。学習会で学んだことを生活の中でどんどん実践していきたい。

などの感想が寄せられ、どんな不快な感情でも受入れて抱えながら行動することこそが、症状克服の近道であることを実感したとの声が聞かれました。

日記指導
また、受講生の皆さんが毎日を振返って経験したことや感じたことを記した日記を読ませていただき、一人ひとりの葛藤や苦悩、必死の行動や努力の足あとは、大いに共感させられ胸に迫るものがありました。

後半 
学習会後半は、「欲望と不安」「行動の原則」等の学習を通して自分にとっての「生の欲望」を見つめ直し、新しい一歩を踏み出すべく前向きで意欲的な雰囲気に変わってきました。

「最終まとめ」
基準型学習会「最終まとめ」での受講生の感想は、

  • 理想を掲げその過程の行動と苦労を省き、甘えと依存心に満ちていた自分だが、自分を育てていくのは自分であり、頑張るプロセスが自信に繋がるのだと信じている。
  • 今までは集談会を対人恐怖の治し方を学ぶ場所と考えていたが、これからは人との繋がりを大切にして、みんなにとって居心地のよい場になるようにしていきたい。
  • 発見会がこんなにすばらしいものだとは思っていなかった。一緒に悩みを分ち合った基準型の仲間と出会えて、とても勇気づけられた。今後は集談会に参加したい。
  • 今回の学習会で一番よかったのは、人間の本質への理解が深まった点だと思う。これから苦しいことがあると思うが、自分の生の欲望を信じて行動してみようと思う。また、集談会では自分が助けられている分、他の参加者も助けるという姿勢で参加したい。

学習会を終えて
 連続講師として学習会を終えて嬉しかったことは、今まで集談会に参加していなかった3名の受講生全員が近隣の集談会に参加するようになり、また従来から参加している数名の受講生は、今後は自分の事だけを考えるのではなく集談会参加者を助け支え、居心地のよい会になるよう力を尽くしたいと言ってくれたことです。
 自分の悩みを持ちつつも、仲間のため集談会のために心を砕き力になりたいとの共助の思いや行動は、きっと自らをも回復への道へと歩みを早めてくれることでしょう。
 近々学習会3か月後の集まりが予定されていますが、そこでは受講生や講師・世話人の懐かしい顔が揃って、その後の生活の変化や体験等を大いに語り合いこれからの生き方を見つめていけるような充実した会になればと楽しみにしています。

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開催情報


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